ハナズゴール

2019/05/30

 

こんにちは。

今日はニューワールドレーシング設立のきっかけ、と言っても過言ではないハナズゴールについてです。

 

父は2006年の高松宮記念で優勝したオレハマッテルゼ、母は札幌のダート1000mで行われた未勝利戦で勝ち上がったシャンハイジェル。シャンハイジェルの母ロイヤルジェリーは産駒が全頭勝ち上がっている優秀な繁殖牝馬で、生産は浦河町の不二牧場です。

 

 

決して高くない値段で購買されたハナズゴールでしたが、カナイシスタッドでのBTCの坂路、そして2400mの芝坂路コースなどを併用するハード調教で鍛えられ、メキメキと力をつけていきました。

 

10月の2歳新馬戦 東京芝1600mでデビュー。出走馬18頭中、11番人気と低評価ながら、後方から鋭い末脚を繰り出し、最後は流して快勝。

 

年明けの二戦目で、3歳500万下 東京芝1400mに勝利。

桜花賞を目指して、前哨戦としてチューリップ賞に出走しました。レース前はブエナビスタの半妹ジョワドヴィーヴルや、後に牝馬三冠を達成しG17勝を挙げるジェンティルドンナなどに人気が集まりましたが、自慢の末脚で実力馬たちを大外からまとめて差し切り優勝。桜花賞への切符を掴み取りました。しかし、桜花賞の最終追い切り後、右トモを負傷し桜花賞出走は叶いませんでした。

 

翌年、古馬になって最初のレースは京都牝馬ステークスでした。いつも通りの後方待機から、直線では内ラチ沿いを抜け出し、直線半ばで先頭に立つと、ジョッキーが後ろを振り返るほどの圧勝。これが重賞二勝目となりました。

2014年はオーストラリアへ遠征。クールモアクラシック(G1)では14着、ドンカスターマイル(G1)では6着と思うような結果を残せませんでした。しかしハナズゴールの力を信じて、陣営はオールエイジドステークス(G1)に挑戦することを決断しました。スタートで出遅れてしまい、道中は最後方を追走。しかし、残り300mで大外に持ち出されると、そこから末脚炸裂。あっという間に全頭交わし去り、ゴールインと同時に鞍上のナッシュ・ローウィラーは立ち上がり渾身のガッツポーズ。浦河で生産・育成を行った馬が海外のG1レースで優勝するという歴史的瞬間でした。
その後、2015年のヴィクトリアマイル(G1)を最後に引退。現在は浦河町にあるカナイシスタッドで繁殖牝馬として繋養されています。今度はハナズゴールの子供たちがG1レースで勝利する瞬間を楽しみにしております。

 

 

現在はハナズゴールの初仔、ミモザゴールがデビューに向けて調整されています。今から結果が楽しみです!

そして、日高からハナズゴールのような名馬を一頭でも多く送り出し、皆さんと感動を分かち合えるようこれからも取り組んで参ります。